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2009年6月23日

お江戸と手塚治虫展

東京にも行ったことのないスポットがまだまだたくさんあるが、週末初めて行ってきたのが江戸東京博物館である。正直、それほど興味はなっかたんだけど、特別展で開催されている「手塚治虫展」が観たかったのと、強い雨を防げてこどもを遊ばせることができると思ったからである。さすがバブル時の遺産、大枚をはたいて作っただけのことはあり巨大な建物は雨宿りにはちょうどいい、ちゃんとみれば展示もそれなり面白いと思う。だいたい思惑どおりだったけど、予想外に不発だったのが江戸ゾーンの真ん中の舞台で公演される落語と切り絵の見せものだ、とくに落語のほうが正直つまんなくて楽しみに待ってた子供はげしく不機嫌になってしまった。メシ食ったらすこし落ちついたけど、子供も多い週末のイベントなんだからもうすこし演目とか考えてほしいな〜。

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まあいいや、で「手塚治虫展」。こどもが不機嫌な上に不幸にも最終日と重なってものすごい人、ほとんどマトモにみれなかったけど、やっぱり原画はすごいね〜、なんども読み返したページをあらためてナマの原稿をみるとスゲー迫力。印刷っていうのはあの躍動感のある線をぜんぜん表現できないんだよね、なんとかしてほしいよ。ちなみに手塚作品で陰な方向で強烈に衝撃をうけたのは『きりひと讃歌』、『タイガーブックス』、『アラバスター』、、、ああ『アボロの歌』もキてたな〜。

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2009年5月29日

阿修羅様!!

行ってみた。阿修羅像そのものもすばらしいと思うけど、それいじょうにびっくしたのは「像を見せる演出」だ、展示室に入るなり阿修羅像自身光輝いて「見える」のだ、いままさに下界に降臨してきたような印象。なんだろう、特殊なコーティングでもしてあるんだろうか、四方から当てられたスポットライトが薄汚れたいにしえの乾漆像をうっとりするような金色に輝かせている、もう演出がすごいとしかいいようがない。それとも阿修羅像がそこまで計算されつくされたフォルムを持っているのだろうか。

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せっかく来たので像のまわりを何週かしてようやく最前列まできた。そのとたん、見えないだの、早くどけだの、背の高い人はさがれだの、聞こえるんだか聞こえないんだかの声でヤジるのはなんとかして。

まあそうはいっても、仏像や神像はふだんは薄暗い寺社で正面からしか見られないし、ケースに入れられてない状態でいろんな位置が見られのはけっこう面白い。

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2009年5月 7日

トンボ玉を作ってみる。

5日-6日、安曇野の穂高ビューホテルに一泊してきた、5日はなんとか天気が持ってくれたので美ヶ原まで足を運ぶことができた。6日は終日雨、そのおかげなのか分からないが想像したより渋滞もゆるくずいぶん楽に帰ってくることができた。

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もう何度も使っているおなじみのホテル、目新しさはないんだけどまったり落ち着つける。ロビーでたまたまトンボ玉作り体験をやってたのでKにトライさせてみた。とはいっても高熱のバーナーをつかうものなんでインストラクターさんは結構きびしい、怒られながらだんだん集中してきたところ。けっこう美しくし上がるんだね、おもしろいよ。

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2009年4月14日

婚活参戦

っていうか観戦なんだけど。もはや世話焼きおばちゃんと化したRちゃんのハカライで、もうええ年なのにもじもじしてるシングルをあわよくばくっ付けてしまおう企画。そっちの進捗はあたたかく見守るとして、おいらは料理要員として参加、ダッジオーブン一式持って神楽坂のR邸まで。スノーピークのカタログにのってレシピを勝手に解釈して作った豆・野菜煮込みハンバーグ。いや〜、これがまたすんげ〜うまいんよ〜、ハズさんね〜ダッジオーブン。

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2009年4月 5日

夜泣き谷の主と砂浜のアニマリス

春休み、子供に見たい映画をきいたらドラゴンボールでもヤッターマンでもなく「釣りキチ三平」に決定してしまった、まあ仕方ない、有楽町まで観に行ってきた。釣りキチ三平は全巻読破してるし夜泣き谷と大イワナのエピソードもなんとなく覚えている気がするけど。正直CGはショボい、しかしここまで開き直って作ってくれるとそれはそれでいいのかも、少なくともこどもはそれなりに満足したみたい。

わざわざ、有楽町まで来たもう一つの目的はハシのブログに感化されてテオ・ヤンセン展をみることだった。これは不思議だ〜、展示されてた作品はほとんど稼働不能でとたしかに独特の造形センスみないなものは感じるけれど、プラスチックチューブと接着材で固められたがれきの残骸にしかみえない、この場合死んでいると言うのかな。ところが動き出すと様相が一遍する、ほんとに生き物のような有機的な動きをするんだよね〜、面白い。オランダのビーチを自走するアニマリスの群れはざぞ異様な光景だろうね。

Posted by hatch : 09:47 | コメント (3)

2009年3月25日

DeskTopLive.as

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これもちょーおそスレなんだけど、六本木某所のイベントに潜入。なんだかクラブっぽい雰囲気で、、、やってることはAS3ライブコーディングバトル!!って如何にもマニアックなんだけど、コじゃれた若者たちで大混雑、自分の居場所を確保するのもやっとだよ。Flash/ActionScript系クリエーターの作品紹介といってもその表現方法はさまざまでPCのデスクトップ内の表現にとどまらず、環境や舞台とリンクした音響や照明のインスタレーションや、複数の人間の顔にパルス信号を送っての表情でシンクロする実験的で笑えるパフォーマンスやら、会場でリアルタイムプログラミングしたりと盛りだくさん。この辺の技術はこんなひとたちに支えられてんだね〜〜なんだかアツいエネルギーを感じるよ、おっさんは勉強になりました。

Posted by hatch : 23:56 | コメント (0)

2008年12月18日

2つの赤い衝撃

1つめ、アルファの修理の見積もりに衝撃をうけた。セレススピードの不調はコンピューターのリセットで直るような代物ではなく、セレススピードオイル漏れが原因のようで、セレススピード・アクチュエーター交換と工賃でお値段20万円、その他もろもろの交換、ついでにタイミングベルトも交換することにして総額オーバー30万、、、とほほ。まあそれでも、家族をのせて焼津あたりでエンコして、ロードサービスを呼ぶような悪夢にならないために仕方ないか〜、まあ少なくともあと2年は動いてもらわんといかんし。こういう車に乗ってると、ブログで故障歴自慢したくなる気持ちがわかるよ。

2つめ、会社の女の子kリンちゃんの所属する『Roussewaltz』の『Flower』というコンテンポラリーダンスを見て衝撃をうけた。スタイル抜群のカッコいい14人のお姉さんがとってもシャープでクールなダンスで踊りまくる、衣装とか舞台の演出ととかもこれがまた抜群にセンスがよい。普段の仕事とは別に公演に向けて稽古するのだからそのタフな生活ぶりにも関心してしまう。あまりにすごくて集中して見すぎたために、瞬きの回数が極端に減ってドライアイのような状態になり、目が痛くて涙がどんどん溢れてくる、たぶん端から見ると泣きながらダンス見てるヘンなおっちゃんだったろう、それくらいすごかった。

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2008年11月 9日

小路

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世界にちらばった30数点しかない作品のうち7作品も上野に集まっているから、こんな機会もないだろうとフェルメール展にいってきた。
金曜の夜でもけっこうな人だかり、おまけに作品の前で完全にフリーズしてしまいうんともすんとも動かない人たちが続出しじれったい。同時代のデルフトの作品群の中では、さすがにぬきでた存在感を感じるね〜やっぱり。ごくごく個人的な感想は、描かれるおねーちゃんななんかかわいくない、美人ちゃんって感じじゃないんだよね〜、庶民感を出すためなんだろうか。あと、構図、モチーフ、光の効果なんかにわりと作風にパターンが存在する、たとえば左の窓から斜めしたに光が射し込んだり、床が白黒のタイルだったり、作品数が少ないからミステリアスにも感じるけど、単純に得意だったというかこのパターンでしか描けなかったとも思える、まあ、天才画家なのでぼくなどには計り知れない意味があるのかもしれないけど(うっ、また上司のTさんからなんかコメントいただきそうな内容になってしまった)。で、なんでかロブション様までこんなところにデバってました。

Posted by hatch : 11:45 | コメント (0)

2008年10月29日

ヘルベチカ展

普段、気にも留めないいたるところにHelvetica、そんなことを再認識させられる展示。何年か前にあちらでつくられたHelvetica誕生50周年記念のドキュメントムービーの日本版DVDの発売イベントみたい、会場で上映してたDVDの内容は面白そうだからちゃんと全部とおしてみたい。でもなんで会場がラフォーレ原宿なんだろう、あまりにひさしぶりだったんでなんか緊張しちゃったよ、よかった40歳以上お断りじゃなくて。

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2008年10月24日

なんかちょっとあれだな〜。

横浜トリエンナーレ2008に行ってきた。これはぼくの一方的な思い込みだから仕方ないのだが、前回の2005では一見してわかりやすいく、体験型やエンターテイメント型など作品のバリエーションも多彩、子供といってもけっこう楽しめたので、自分の中ではわりとキャッチーなアートイベントだと思っていた。しかし今回は完全にそんな雰囲気ではなかった、少なくともメイン会場では子供と楽しめるような体験型作品はほとんどなく、暗いトーンの映像作品が多く作風もどれも似通って単調、ダイナミックさもあまり感じない。

たしかに参加しいる作家の下調べもしなかったし、こういうイベントだからどんな作品がでてきてもおかしくないんだけど、サテライトや野外に置かれた作品は人目をひくものが多いのに、いざ入館するとなんかがらっと雰囲気が変わっちゃうのはどうも気に入らないな〜。

結局、新港と赤煉瓦とまわってもう子供が限界、また悪い夢でも見て夜中にうなされてもこまるので、早々に切り上げ、ランドマークタワーのポケモンセンターで機嫌をとることに。その後シーバスで大さん橋国際客船ターミナルに行ってみる。初めて来たんだけどすごいねこの建築物、ウッドデッキがうねりくねり直線的にところがほとんどない。あっちこっちベイエリア動き回ってヘトヘトですわ。

ちなみに前回はこんな印象 : 横浜トリエンナーレと匣

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2008年7月 9日

神宮前

そこらにやたら警官が多いとおもったらサミットの影響なのね。

InDesignコンファレンスで京極夏彦氏の講演を聴いた。彼は作品の出筆するのに手書き原稿やワープロを使うのではなく、InDesignダイレクトで入力する話は有名だが、それは自分の作品が出版物として如何に表現されるかなみなみならぬこだわりがあるからである。以前その筋の人から聴いた話(京極ファンには常識なのかもしれないけど)では、京極夏彦の小説は文章がぜったいページ間を跨がないそうだ、必ず文章にくぎりがあってページが進む、段組のくぎりも同様。あの分厚い小説で偶然そうなっているのではなく、原稿を出筆する段階から完全に意図されている。しかも、小説誌、単行本、文庫本と異なる出版物では字組が変わってしまうので、それもすべて本人が調整し、場合によっては内容を変更してまでもくぎりを合わせるそうな。ため息がでるくらい長い小説もテンポよく読めるのもこのこだわりに一因があるのだと関心したことがある。

ルビなどもすごいこだわりがあるようだが、今回のコンファレンスではこのあたりの京極流組ルールというのはあまり紹介されず、6年前のインタビュービデオと現在の出版・DTP事情を比較しながら、デジタル入稿への意欲と業界とのギャップが中心のぶっちゃけトークで面白かった。

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2008年6月19日

上野へ

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英語のクラスがキャンセルになったので、会社を早めにあがって観てきた。
もう何も言うまい、どっちもシンプルにすごく面白かった、時間があったら観に行くことをオススメします。

残る目玉は代々木公園のシャネル・モバイルアート。もうすでに予約いっぱいなんだって。さ〜こまった、そー言われるとますます観たくなってくる。

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2008年6月 3日

ひさびさに六本木

まず、Axisビルでやってる『チャールズ・イームズ写真展 』に行ってみる。写真もことばもどうもイマイチピンとこないんだな、とくに彼の遺した100の言葉は、たぶんそれ自体で完結しているものではなく前後の流れから生まれたものなんだろうね。断片だけ切り取られてもなんか共感できない、たぶん自分の想像力不足なのかも、いただいた『100 QUOTES BY CHARLES EAMES』という本を読んでべんきょーさせていただきます先生。

会場で流れてた映像が面白かった。ポラロイド SX-70の当時のプロモーションビデオ、イームズが作ったらしい。これがいいんだよ、なんか写真撮ることってこんなにたのしいんだって感じてしまった。

で、その後で森美術館の『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』にいく。これもひさびさにちょー強烈だった、こんだけ心細く不安になってくる展示もめずらしい、圧倒的な存在感ありながら不可解かつ不快にさえ感じる作品に囲まれると、だんだん自分の価値基準が曖昧になって、どこにどうポジショニングすればいいのかさっぱりわからくなってくる。貸し出されて音声ガイドをよりどころに自分のことばに変換しかろうじてすり抜けるのがやっとな感じ。まあ、そういう体験にちょっと興味があるからこういう現代アート展に行ってしまうんだけどね、これをゴールデンにお茶も間のTVで楽しんでいるイギリスってすごいわ。

う、6月は上野に行かねば、、、『バウハウス』と『最後のまんが展』はおさえんと。

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2007年11月 5日

FIATのないモーターショーなんて、、、

アホらしいほどの渋滞をかいくぐり行ってきました。今年の目玉は50年ぶりの復活するnew チンク、 はたまたサソリ復活グランデ プント・アバルトの日本初披露、、、などなど最近ではめずらしく活気づいてるFIAT。東京モーターショーではさぞ盛大に盛り上げているだろうと思っていたら、、、ない、、、どこにもおらん、チンクのチ文字も見つからん、っていういかFIATが出展しとらん(実はうすう気づいてたんだけど)。なんでやねん、相方のアルファロメオにはずいぶん立派な展示してるのに。たしかに日本じゃあんま売れてないけどさ〜、ここでアピールしなきゃいつするのさFIAT、、、それとも東京でのお披露目は見送られたか、、、東京モーターショーの今後にも暗雲を感じるよ。
そして、過剰なまでに人気のGT-R、みんなほんと好きなんだね〜、なんなのよこの人だかり。


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2007年8月21日

最大のイベントは最悪です。

19日は誕生日だった、と同時にこどもが待ちわびたポケモンパルシティという大イベントも日でもあった。おいらにとってはこの夏最大の難所、これを乗り切れが夏も後半だという思いもあったが、まさかここまでとは、、、ほんと最悪ですわ〜。朝9時ごろ、往きの電車で偶然乗り合わせた少年の話によると、金曜にも会場に行ったものの、熱中症で人が倒れ救急車で搬送されるは、入場に4時間待ちと知らされるはで結局何も見ず諦めたそうだ。ああ、恐ろしいポケモン人気。会場のパシフィコ横浜に到着すると、入り口とは反対方向の臨港パークに誘導される、それってまさか、そんなバカな〜〜、公園内に延々と続く蛇列を見て、あごが落ちそうになった、、、まだ9時半だせ、ありえね〜。40分並んでやっとでてきた案内版に『ここから3時間待ち』とある。もういいよとことん並んでやる!! と意気込んでると、意外とサクサク進み11時過ぎには会場入りできた。そこからまた人気アトラクションを体験するにはさらに1時間〜2時間待たねばならない、とりあえずDSでいただくモノはいただいて、すいてそうアトラクションをやらせみるがショボ過ぎてお話にならない、並んでまでするようなシロものではない。帰りの電車は疲労感と脱力感でいっぱいだった。いや〜、しかし子供相手のおそるべし錬金術、左うちわな商売だよな〜。

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2006年12月15日

バルサ行ってきました。

さむーい、幸いにもぎりぎりルーフのかかるシートだったので助かった、もし3列前だったら直接雨があたってキツかったと思う。いやーすごいよバルサ、ほんと冴えまくりって感じでした。というかクラブアメリカの調子があまりに悪く試合的には緊迫感がなかった。でもここまでロニーがいろいろやってくれるとほんと無条件にたのしい、最後のループシュートなんてありえないよマジで。

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2006年12月14日

バルサ行ってきます。

会社のMacに設置されたバルサ特設ブース、ぼちぼち早退の準備しよっと。
気合いばっちりなんだけど、だんだん雲行きが怪しくなってきた〜、うぇ〜ん。

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2006年11月30日

健康診断とエッシャー

この1年、不安あおるさまざまな身体の異変があらわれて、それなりに酒も食事も抑えてきたおかげで、若干不安要素はあるものの、危惧していたほとんどの項目で正常値をキープ。やれやれ、これで気持ちよく忘年会ができますわ。

健康診断の後、この機会を逃したら来ることはないだろうと、すぐそばのBunkanuraでエッシャー展に行ってみる。まともに鑑賞するなんてほんとに学生以来のことだ、館内も学生さんが多くてなんかとっても懐かしい気分。習作のためのスケッチやデッサンを覗けば見覚えのあるものばかり、さほど新鮮みもないだろうと思っていたら、貸し出されたニンテンドーDSの音声解説がなかなかうまい具合にできていてかなり楽しめた。DSのおかげで、予想以上に長居してしまいバリューム後に飲んだ下剤の効果で後半ちょっときつかった。

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2006年11月25日

全景

今日休みをいただいたので、気になっていた『大竹伸朗 全景』展を鑑賞するため都美術館までにいってきた。いやー、ひさびさにすごい展覧会だった、少年時代の落書きからはじまり今日にいたるまでの2000点におよぶ作品は美術館の壁面を覆い隠してしまうほどで、その製作意欲、情熱に圧倒された。これまでに雑誌などの特集で印刷物を何度か見かけたことがあるがそれほど興味はそそられなかった、さらに実物を見ると難解で激しくノイジーな作品ばかりだ。しかし、あれ、これってどこかで見たようなって思うと、そう会社のそばのラーメン屋のロックやらPOPやらアニメのシールがぎっしり張られ壁面にそっくりだ。ぼんやりと眺める日常の中のシーンにも強烈に残るイメージというものがあると思う、そんな断片を突き詰めていくときっとこんな形のなるのかもしれない。

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2006年9月13日

祝、イケア港北店開店!!

とある関わりからイケア港北店のプレオープンに招待され cazさんと行ってきました。招待客のみとはいえかなりに来場者、もしこれが15日の本オープンだったらまともに買い物もできないだろう。しかしここは本当に楽しい、なんだか万博の北欧パビリオンに来ているような錯覚をしてしまう。おそらくほかのメーカーに比べ品質やデザインが特別優れているとは思えないけれど、圧倒的な品数と低価格、北欧の生活スタイルをイメージさせるディスプレイや演出、その裏には緻密に計算された陳列方法や購入欲をそそるための商売のノウハウが、てんこ盛りになっているように思う。実際、午後3時に入店したのだが、まさか夕飯までイケアの中ですますなんで想像もしてなかった、飯食ったりカフェでお茶しながら店内をめぐり結局6時間近くイケアの中ですごしたことになる、そんな家具屋ほかにない。でも、まあその場のいきおいでレジ袋にいれてみたものの、よくよく見てみるとあまり使い勝手のよいものばかりではない、2本買った突っ張り棒はどちらも不良みたいだし、スタンドライトもACアダプターの大きさにビビりました、展示では隠されていて確認できなかった、、、いきなりイケアの洗礼をうけました。

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途中で合流したイケアのhさんの話によるとミートボールはスウェーデンでもっともポヒュラーな料理の一つなのだそうです。レストランのメニューすべてがレジそばの食品コーナーで冷凍食品として売られているところがまた商売上手。ちなみにIKEAのカタログにはKozMin、KozGoが使われております。

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2006年5月 8日

イサム・ノグチ展

昨年末東京現代美術館でやってた展覧会にいけなくて、今回横浜でも展示会があるということでさっそく行ってみた。たぶん東京の展示会のほうが作品的には多かったんだろうね、子連れだったんでのんびり見てられないのもあったんだけど、なんがか思っていたよりこじんまりしてました。
イスでも自動車でも工業製品にもすばらしいものがある、しかし成型や鋳型の特性や制約にとらわれない彫刻作品には、工業製品では表現できない自由な造形を創造できる。抽象的な作品も多いけど要素は単純化され、素材を超えてしなやかな感じがします。

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2005年12月18日

横浜トリエンナーレと匣

ここに行って来た。横浜山下ふ頭の巨大な倉庫2棟を展覧会場としたアートイベントだ。こういう体験・参加型の作品には定番的な仕掛けとして、”のぞき見させる”作品がおおとしてある(と思う)。小さい穴からのぞぎ見させたり、大きなものでは四方を壁で囲って中に入らないがぎり内側で何が行われているがわからないもの、あるいは”のぞく”行為を駆り立てる巧みな演出自体が作品だったりする。隠されれば余計見たくなるのが心情というもの、ましてわずかな隙間をのぞき見るために何人も並んでいると気になって仕方ない、きっとその先には日常を超えた”何か”がきっとあるに違いないと。しかしそこはアートのイベント、だいたい期待したようなものは出てこない、難解で首を傾げて退場するケースも多々ある。でも稀にのぞき見た先にほんとに予想もしなかった世界(作品)であったりするからこういうイベントがけっこう好きなのかも。

もしくはこの切り口は単純にその前夜に読み終えた『魍魎の匣』という小説のせいかもしれない、あーオモロかった。

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2005年10月31日

ジャックのホーンデッドマンション

というわけで、いい加減引っ越しの方付けにも飽きてきたので週末(といっても金曜だけど)こんなことになってました。期間は今日まで、TDLはハロウィーンのスペシャルイベント。それでやっぱり興奮したのはホーンデッドマンション、ティムバートンのナイトメアキャラで飾りつけられたスペシャルバージョンになっている。決してメジャーではなかったジャックがハロウィン効果で、ディズニーを乗っ取るまでに成長したかと思うと感慨深いものがあります。


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Posted by hatch : 12:24 | コメント (7)

2005年9月18日

expo70

こんなサイト見つけて思ったんだけど、やっぱハンパじゃないね大阪万博、数字を見るだけでそのすざましさに驚く。 まったく記憶にないけど家族に連れられていってるんだよね大阪万博。

愛知万博(今日の時点)
最高来場者数 25万人
総入場者数 2053万人

大阪万博
最高来場者数 83万人
総入場者数 6500万人

なのだそうです。
単純に比較でないかもしれないけど、わたしが訪れた日の愛知万博の来場者数は9万人、うんざりするくらいの混雑だった。大阪万博のピークにはそのざっと10倍の人がいた計算になる、今思うと地獄にしか思えませんが当時はやっぱり夢の博覧会だったんだろうな〜。

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2005年6月30日

ミラノ・サローネ

古くからの友人Oくんと合う。彼の2005年ミラノ・サローネの出展作の展示会が五反田のデザインセンターで行なわれており、今日がそのオープニングだった。ミラノ・サローネとは世界最大級の家具見本市、そんなところに参加・出品することはさぞ刺激的な体験だろうと感じた。ちなみに彼の作品はサローネ史上最小作品なのだそうです、興味があったら立ち寄ってみてください。その後急いで新宿の”わ”へ、誘った本人は終電リミットぎりぎり登場、わたしはもう無理です。

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2005年6月23日

ジェノグラフィック・プロジェクト

DNAから自分の祖先を探るプロジェクトらしい。$99.95でParticipation Kitを買って自分のDNAを採取し送り返すと、自分の祖先がどのよう移動して現在に至ったのかその足跡をたどることができるらしい。こういうの好きなんだよね、太古のロマンに浸れるかも、ただ$99は考えもんだな、だれか試してー。

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2005年6月13日

愛知万博その2

万博の期間にあわせいくつかイベントが行なわれております、名古屋城もその一つで、実家から近く、見舞いにいった病室の窓からも会場が見えるのでちょっとよってみました。天守閣から降ろされた金のシャチホコが目玉なんですが、おもしろかったのはこの一点のみです、そんなに”タッチ”したいか金シャチに。


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2005年6月 7日

愛知万博

術後療養中の母の見舞いのため名古屋に帰る、その合間に愛知万博に行ってきた。平日なので少しは空いているのだろうと甘い予測をしつつ、車で乗り入れる、長久手界隈に土地勘があるので裏道を抜けて無事駐車場に到着、なんだー楽勝じゃんなんて思っていたら大間違い、ここから会場に向かうシャトルバスの乗車するのに長〜い列、熱い日差しの中40分近く待たされる。話によると電車から乗り継ぐリニモは駅で2000人待ち、まだシャトルバスのほうがマシなのだそうだ。しかもこの日は決して選択してはならないスペシャルデーであることがこの時点で発覚、皇太子さまや小泉首相らが出席する「ジャパンデー」の当日、厳戒態勢がしかれているらしい。
なんとか10時半には会場入できたものの、ゲートを抜けると人、人、人、とくに小・中学生の数がハンパじゃない、平日は遠足、修学旅行生が多いという盲点。すでに企業パビリオンは90〜200分待ち、もともと並ぶつもりもないので、とりあえず子供の遊べそうなところを目指す。ロボット・ステーション(これがいちばん万博らしかった)というところで、恐竜ロボッのショウとロボットコンパニオンおねーちゃんに感動しつつ昼食。午後からだらだらと会場を散策、広大な敷地なのにルートもわかりにくく、最高気温29Cの暑さもこたえ、さらに要人警護のSPたちが通路封鎖している。それでもフランス、イタリア、スペイン館を観たかったのでそちらのエリアへ向かったら、運悪く皇太子ご一行っと鉢合わせ、フランス、イタリア、スペイン、エリア一帯すべて封鎖されてしまった〜、せめてここなら観られると思っていたのにガックリ、どーでもいいけど皇太子の写真だけはうまく撮れ、すっかり疲れきって帰路につきました。

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2005年5月14日

スコープドック

すごかった〜、いいものを見せてもらいました。スコープドックを実体化したことにも関心しますが、非常に細密で洗練されフォルムとを持ちながら、硬質な力強さと退廃的な世界観を感じる1つのオブジェとして十分に成立する存在感に驚きました。作品と作者に敬意をこめて、ボルトとポスターを購入。

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2005年4月18日

恐竜博

恐竜博を見に上野の国立科学博物館にいってきた。ともかく人が多い、入館までに1時間ほどならだあげく展示室も人だらけ、こどももあっという間に飽きてきておちおち展示も見てられない。巨大Tレックスの標本もたしかにすごいがこれはどうも客寄せ的のもので、本当のメインは獣脚類から鳥類につながる系統を示すここ数年で発掘された化石の展示なんですね。ほー。

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2005年3月13日

スコープドック

鍛造の職人さんのようですけど不思議なものをいろいろ作っているみたいです。根性試しに作り出したという1/1スコープドック、昨年末ぼくのまわりで一度話題になったのですが、しばらく見ない間にずいぶん完成してますね、サイトもblog化されて見やすくなってるし、そしてなんと水道橋で個展があるそうです。


スコープドック現物を見たいのもさることながら、チンクタンクシュール・レトロなマックも見てみたいです。最近はお犬さんも人気らしいですけど。

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2004年12月19日

トーキョーアンダーワールド

行ってきました東京ジオサイトプロジェクト3、こういうところちょっと興味あったりするんだよね。いやー、すごいです、滅多に体験できない世界でした。東京の地下で着々と進行しているのですねこんな事業が。トンネルに入った印象としては、意外にも全体としてものすごく美しく滑らかで有機的でした、人目につかない施設なのでもっと無骨な感じなのかと思っていました。各壁面のパーツや部品の精度、誤差何ミリという組み込みや組み合わせの精度が高さが、気密性、対土圧力といった構造体としての機能を超えて清閑なものを感じました。

一応説明すると、虎ノ門の地下30mにはLifeLineのためにつかわれるトンネルが作れており、すでに全長800mまで掘りす進んでます。この地下現場応援団というイベントは実際に地下30mまでおりそこから800m徒歩で進み、地下現場の作業風景を見学し掘削の先端にあるシールドマシンを実際に見て、実際現場で働いている方々からトンネル工事の方法や経験のお話を伺うというものです。実際このような共同溝といわれるトンネルは東京23区内の国道の下に作れており、将来的には電気・ガス・水道といったLifeLineがトンネルにまとめられ、その一つが麻布・日比谷共同溝となるそうです。

いっしょに行ったCazさん、Makotoさんどうもお疲れさまでした、また面白い企画があったらぜひ。

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2004年11月17日

I LOVE CHAIRS展

OZOENで『I LOVE CHAIRS展』とかいろいろやってますね、いってみようかな。23日までか。

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2004年10月 7日

TDW

今週はTDWなんですね、今回は知り合いに出品者がいないせいか誰からも連絡がなかったのですっかり忘れてました。行けるとすれば週末なんだけど、今回は無理な予感も。

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