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2007年2月13日

Bar StarDust

いつのまにかエプソンからキリンにスポンサーが変わってしまった『美の巨人たち』、おかげてCMで復活したYMOを毎週見るとこができるわけだが、今回はなんといっても『落水荘』の特集がよかった。もしかしたら一度行ってみたい場所ナンバーワンかもしれない、ほんとうにすばらしいです、あんなものが昭和11年すでに建てられていたなんてまさに奇跡、あの場所あの空間を体験してみたいという思いがこみ上げてきた。前回NYに行って唯一の後悔はグッケンハイムに行かなかったことでもあり、もしもう一度サバをもらえる機会を得たならば、ほんとにほんとにアメリカ横断・Fライトの旅とか真剣に考えてしまうかもしれない、それほど感激しました。ちなみにmixiにタリアセンを自作するというコミュがあってそれもなかなか面白い。

三連休の最終日、なんとなくベタベタな中華が食たい気分になってひさびさに横浜中華街にいった。旧正月間際の三連休とあっていつになく混雑している、最初『山東』に入るつもりだったがすごい行列だったので、第二案の四五六采館(本館)にはいった。意外なことに、ここの四五六采館特製ソバ(だったかな?)が、いわゆる名古屋の台湾らーめんの味によく似ている、東京周辺でまるっきり出会わないので懐かしくなったらまた来ようかと思ったりしました。

ついでに改修された赤レンガ倉庫にもいってみた。フードコートに雑貨屋、あげくに野外スケートリンクまでオープンし、かつて刑事・探偵ドラマの大トリのカーチェイスや銃撃戦の舞台を飾った人気のない荒涼としたイメージはもはやない。そういえば何年か前に工藤ちゃんの探偵事務所に使われた建物も取り壊されると聞いたしさびしい限りだ。あとよく覚えているのは『Bar StarDust』。ここは今も健在みたいなんで一回ぐらいカクテルを味わってみたいです。

Rちゃん、とりあえず手術成功おめでとう。通常の生活にもどるまで少々時間がかかるみたいだけど、療養、リハビリに専念してください。そのうち差し入れ持ってうかがいます。

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2005年9月 6日

養老天命反転地に行く。

養老天命反転地にいってきた。ずんぶん前から訪れてみたい場所の1つだったけどなかなか行く機会がなく今回ようやく実現できた。建築家荒川修作とマドリス・ギンズの造った体験できる現代建築のテーマパークようなところだけど、何かに分類することは不可能。

むずかしいことは考えず園内に入ると、素朴な公園の一角に異様な人工物が立ち並び、背景の山々にとけ込んで美しい景観。園内はすべて斜面、急勾配、迷路、でこぼこや人一人やっと通れるような小径で構成され、見て歩くというより、アスレチックでも体験しいてるような印象だ。しかもこの日は強烈は暑さ、すり鉢型のフィールドの端にのぼりきるだけで汗だくになってしまった。

日本列島をモチーフにしたすり鉢フィールド内はいくつかのパビリオンがあり歩き回ることができる。フィールドを見渡せる一角に話のうまい警備員が一人立っており、大声て順路を指示してくれる、とくに暗闇の迷路「切り閉じの間」では指示がないと結構アセるかも。

1時間ほど見て回ってもうヘトヘト、フードコートで飲んだ地ビールが激うまでした。

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今度は三鷹天命反転住宅というのも作っているらしい、ぜひ内覧会にいってみたいものだ。っていうかだれか住んでください。

Posted by hatch : 07:08 | コメント (5)

2005年8月20日

自由学園明日館

昨日、また一つ歳をとってしまったわけですが、mixiに誕生日の演出があったとは知りませんでした。
で、その夜、池袋にある自由学園明日館の夜間見学にいってきました。明日館とはフランク・ロイド・ライトが設計した日本の建築物の1つで、平成13年に補修が完了し見学ができるようになっそうです。もとは学園校舎として造られたのもですが、現在はコンサートなどのイベント、結婚式などに使われており、以前Hashiさんからこの建物の話を聞いてからぜひ訪れたい場所の1つだったので、月に一度開かれる夜間見学会(しかもビール付き)があると知り、Sさんとその建築士の方といっしょに来館した。

夜のライトアップがとても美しく、池袋にほど近い場所にこんな空間があるとは驚きました。きれいに補修されているものの、ガラス窓の幾何学格子模様、1階を見渡せる中2階構造、いたるとことで使われる大谷石などいかにもライトらしい部分が健在で、一部オリジナルのまま残されているというオレンジのポイントのあるイスや机、各部屋に設置された木材を幾何学的に構成した照明器具など、今見てもカッコいいです。

ビールを飲んでからだんだんうだうだになってきて、その後立ち寄って沖縄料理かなり盛り上がってしまいました。打ち合わせるはずだったSさん申し訳ない。

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Posted by hatch : 10:16 | コメント (5)

2005年5月16日

プラダ

1週間前の話ですが、なにげに初めていきました、青山のプラダ。すごいっすね〜、絶句します、なんなんですかね〜この建物は。中に入ると、格子構造にはめ込まれた全面ガラスと、ホワイトで統一された無機的でシンプルな内装が作りだす空間は単純に心地よい。ただ、落ち着きない鼻たれ小僧といっしょだといろんな局面で緊張します、目をはなすとフロアーの絨毯に指でアンパンマンの絵を描く始末。

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Posted by hatch : 00:16 | コメント (0)

2005年4月16日

勝手にフランク・ゲーリー建てものツアー

ライトに続き第二弾、Google Satellite Mapを利用して建てもの探訪。

  • Weisman Art Museum(333 East River Road, Minneapolis, MN 55455) 上からみるとあまりそれらしい建てものが見当たらない。
  • Walt Disney Concert Hall(111 South Grand Avenue, Los Angeles, CA) すっごい期待したんだけど、なんだかちょってわかりにくくて残念。
  • Experience Music Project(325 5th Ave. N., Seattle, WA 98109) これはけっこうそれらしいものが写ってる。
  • MIT Stata Center Building 32(77 massachusetts avenue cambridge, ma 02139-4307) とっくに完成してるはずなのに写真だと空き地っぽい、いったいいつ頃の衛星写真なのだろう。
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結論としてはNetで住所探したりする手間の割にあんまおもしろくないなー、もうちょっと巨大な建てものでないとインパクトがうすい。やっぱりこれぐらいだとあるあるって感じになるんだけど。
  • Pentagon (1000 S Hayes St, Arlington, VA 22202)

Posted by hatch : 00:45 | コメント (0)

2005年4月12日

勝手にフランク・ロイド・ライト建てものツアー

前回紹介したGoogle Satellite Mapを利用して、勝手にフランク・ロイド・ライト建てものツアーを実行してみました。

しっかりそれらしい建物が確認できるのは、グッケンハイム美術館 1071 5th Ave New York, NY 10128、ジョンソンワックス社 1525 Howe St Racine, WI 53403、CHARLES and Mabel Ennis house 2655 Glendower Ave. L.A. CA 90027あたりです、カウフマン邸(落水荘)mill run, Pennsylvaniaは探すことができなかったのがちょっと残念。

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Posted by hatch : 23:49 | コメント (0)

2005年2月11日

OAZO

はじめて足を踏み入れました東京丸の内OAZO、大手町界隈にほとんどこないのでいろいろ新鮮、とはいってもメインは旧友との食事会だったので何も見てまわることができませんでした。丸善とかいってみたいところはあるのでまた今度ゆっくりきます。オワゾでないですオアゾですな。

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Posted by hatch : 08:04 | コメント (0)

2005年2月 6日

デッカードの部屋

知ってた? ブレードランナーのデッカードの部屋にライトの建物が使われていたって。たしかに壁のテクスチャーがそっくりです。 この建物はほかにもいろいろ映画に登場するらしく、Black Rainにも使われているところをみるとリドリースコットはお気に入りみたいだね。

Posted by hatch : 08:31 | コメント (1)

2005年1月26日

サンダーソン・ホテル

スタルクの作った『サンダーソン・ホテル』ってどんななんですかね、最近マキシマリズムの代表的な建物として知りました、ミニマリズムの対局、過剰でデコラティブ、極端なデザインを特徴とするそうです。ロンドンではもうブームとしてはさってしまったのかな。ついでにレストラン『レ・トロワ・ギャルソン』もそんな感じなのだそうです。

http://sanderson-hotel-london.morganshotelgroup.com/images/slideshow/3.jpg

Posted by hatch : 23:49 | コメント (0)

2004年10月10日

旧帝国ホテル2

エントランスを支える4つの柱には細かい格子の細工になっておりただのデザインかと思いきや、内側から明かりをともす照明としての機能も持っており、日本の灯籠を模したアイデアだそうです。大谷石のブロックが所々まだらになっているのは、運搬時に破損したブロックをコンクリで代用しているため。

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全体的な雰囲気は意外にもメキシコの遺跡のような印象、それは劣化した大谷石やレンガが全体を占めているせいもあるが、使われるタイルや装飾の細工がエスニックなテイストであるところが大きい。

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大正12年に完成しその年に関東大震災に遭遇するが難をのがれる、ということはこの建築は明治のものではない。しかし中央玄関だけでも明治村に残されたことに感謝しましょう。

Posted by hatch : 23:18 | コメント (0)

2004年10月 9日

旧帝国ホテル

ライトつながりで、先月実家に帰ったとき訪れた明治村で見た旧帝国ホテル中央玄関の感想です。旧帝国ホテルはフランク・ロイド・ライトの作品で現在はその中央玄関のみを明治村で見ることができる。明治村というのは愛知県犬山市にある広大な敷地に歴史的建築物を収蔵した博物館である。だいたい庁舎、学校、刑務所などストイックな建物が多い中、ライトの建築は異彩を放つ。ボランティアのガイドから説明を受けながら見学しました。

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外観はかっこいいの一言、構成している要素としてはシンプルなものだけど、構造がとても複雑なので有機的な印象。

Posted by hatch : 23:10 | コメント (2)