« アタリ!! なのか? | メイン | ポンプ »

2006年6月12日

メディアの暴力

映画化が決定する以前にダ・ヴィンチ・コードの小説を読んだ。そのときはけっこう面白くて、ヨーロッパでは古くから”うわさ”とし語られていた題材をミステリー仕立てにまとめてあり、、宗教とか秘密結社とか出てくるとなんか面倒なんだけど、あまり難しいことに踏みこまない翻訳がよかったのか展開もスピーディーでさくさく進んだ。で、その後映画化することになって主人ラングドン役がトム・ハンクスだと知ったときあまりに自分のイメージとのギャップにすっかり興ざめてしまった。ところがTVでながされるCMや映画紹介番組、駅の中刷り広告なんかを繰り返し見ているうちにぼくの感じた主人公像はすっかりトム・ハンクスの顔にすげかえられてしまった。サブリミナル効果というか、メディアの力で一方的にイメージを強制されたようでとっても不快。ぼくはトム・ハンクスが嫌いなわけではないけど、映画さえ見てないのに頭の中にダ・ヴィンチ・コードと聞くとトム・ハンクスの顔が浮かんでしまう回路ができてしまった、メディアっておそろしい。

ここから続き

投稿者 hatch : 2006年6月12日 00:24

コメント

僕的には子供の頃にドラエモンが大山のぶよの声で始まった時にそんな風におもいました。子供心にメデイアの暴力とは思わなかったものの、今思えばそんなもんでしょう。

投稿者 Caz : 2006年6月12日 10:09

私も、あの顔はトム・ハンクスじゃないと思うなぁ~~~。
髪型はあれでいいと思うけど(笑)
あと、シラスも、あんなイメージじゃなかった・・・。
ということで、私も映画見るかどうか悩みます。

投稿者 じゅんじゅん : 2006年6月12日 13:26

メディアの暴力って言うのでてっきりこの映画が酷評されていることかと思ったら違ったんですね。原作は癖があって結構読みにくいって話だったけど,そんなことはなかったのかな?

投稿者 とーる : 2006年6月12日 16:48

コメントを投稿






画像の中に見える文字を入力してください。